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出会い

「ジコジコジコジコジコジコ」
店長にはフクロモモンガの警戒音がこう聞こえます。

人に懐いたフクロモモンガがこの声を出すのはよほどの外敵か他の群れのフクロモモンガに出会ったとき以外は出さない声だと思われます。
この声を初めて聞いた方のほとんどがおっしゃいます。
「怒ってるの?」と。
そのつどこう答えております「怖がっているんですよ」と。

店で販売中のフクロモモンガのほとんどは人に懐いているわけではないのでお客さんの手に抱かせると「ジコジコジコ」と鳴きます。
初めて触る方が多いので普通の反応として
「わ!なにこれ?」と手をビクリとさせてしまう。
「噛まれるかも?!」とパッと手を離しそうになってしまう。
緊張のあまり手汗をかいてしまう。

このような例はお客さんを攻めているわけではありません。
ほんと、普通の反応ですよ。
しかし本当に怖がっているのはフクロモモンガの方だという事を理解してあげてください。

販売時にお客さんはフクロモモンガを見た目で選びたがります。
これも普通かと思います。
が!
POPO流の飼育術は出会いからはじめます。
【選ぶのは飼い主さんじゃなく、フクロモモンガが飼い主さんを選ぶ!】バーン!♪
フクロモモンガは非常にコミュニケーションに優れた生き物です。
自分を可愛がってくれそうな人には買ってくれアピールをするものです。

それを相手にどうやってわかってもらうか?
「こわくない、こわくないよ」と声に出さずともナウシカがテトにしたようにテレパシーでも送ってやれば良いのです。笑
ま、これは半分冗談ですが相手に危害を加えないという意思を伝える必要はありますね。
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しっかりとおにぎりを握るような形でフクロモモンガを抱き包んであげます。
このときの心境は「こわくない、こわくないよ」です。
ただでさえ初対面の人間に触られて匂いをかいで我が身が危険か危険でないか確認してる最中に肉食動物である人間の息の匂いまでをもかいでしまうと安心できるわけがないので覗き込んだり、話しかけたりしない事です。
テレパシーは重要ですね。笑
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手に隙間を作って顔や姿を見るのはあまりよろしくありません。
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逃げて~と言ってるようなもんですから笑
ここ意外と重要で逃げた子を追っかけると追っかけられる側はどれほどの恐怖か想像はつきますね?
慣れるまでは自由にさせない、逃がさないを心がけます。

ある程度の圧迫感があるほどの密着度で握ると安心します。
無理に撫でてやる必要もありません。
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安心して眠そうになる子は買ってくれアピールに近いです。
舐めたり、軽くカプカプ痛くない程度の甘噛みする子だとかなりのアピールかと思います。
POPOではとことんいろいろな子を抱っこしてもらって納得のいく子と出会えるように心がけております。

扱いに慣れてくると片手で体に密着させながら馴らせていくこともできます。
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首から下げたポーチに入れてそのポーチごと服の中にINさせてしまうと両手が空いて長い時間一緒に過ごす事ができますね。

フクロモモンガは嗅覚が非常に優れているので飼い主さんの匂いをすぐに覚えます。
「あ、この匂いの人は自分に危害を加えない人だ」
「あ、この匂いの人は毎日一緒に居てくれる人だ」
「あ、この匂いの人はいつも自分のお世話をしてくれる人だ」
こんな感じで飼い主さんに懐いていくわけです。


怖い思いをさせない、ただ、一緒に居てあげる。

コツはコレだけです。

懐いたら甘噛みの躾や飼い主の体から離れないようにする躾をしていきましょう。

体から離れないようにする躾方はそのうちにまた書いていきますね。



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